竹三日月🌙見参!(蛮部族:バンブー族:の秘密。)
キャスト
竹三日月🌙(蔵主に召喚された竹の精霊)
竹腹(同じく竹の精霊)
パイヤー(蛮部族:バンブー族:の戦士)
ダーマン(同じく蛮部族の斥候)
ルビー(蛮部族の追手)
最吸鬼威奴(モスキート、蛮部族の使い魔)
蔵主(仮)「、、、、。」
🅿️(ナレーション)
はじめに
🅿️ルビーは竹三日月🌙に負けて山に帰って行きましたが、無事に帰れるのか、はてまた傷付き倒れたダーマン、傷は深手なのか、それとも軽傷か。
さあ続きを楽しまなきゃ。😄
バンブー族の秘密
三「ダーマン、傷の具合はどうだ。」
ダ「いんやこれゃなんじゃ、大した事は無いんじゃ
と言うつもりぃがの、二度もルビーに刺された
んよな。」
三「では、ひどいのか?」
腹「ダーマン、気は乗らんが蔵主なら何とかしてく
れるかもしれぬ。」
蔵主(仮)「、、、、。」
ダ「傷ではぁない、妹に二度も遅れを取ったぁ、そ
れが胸をつぶすのじゃぁ。」
腹「ルビーの事か、今まで遅れを取った事がなかっ
たのか?」
ダ「この所、あちこち探ってたかぁらな、当分帰っ
てなかっぁたんよ、それまでルビー如きに遅れ
を取るなどなぁいよ。」
三「それが、会わない間に強くなっていたと言うわ
けか。」
ダ「たぶん、お館様に気に入られたんだぁろ。」
腹「気に入られたぐらいで強くなるのか?」
ダ「お館様の稽古は逃げ出したくなぁるほど恐ろし
いのだ、一柱のはずなのだぁが横から後ろかぁ
ら攻撃が来るのぉ。」
三「お館様とはその様な術を使うのか。」
パ「お館様偉い、お館様強い、お館様姿ない。」
三「パイヤー、姿がないとはどう言う事だ。」
パ「パイヤー、お館様の姿見た事ない。」
腹「なんだと、パイヤーはそのお館様とやらに会っ
た事も無いのに命令をどうやって受ける?」
パ「足のした下から声がする。」
三「足元からとな?」
ダ「わしぃも見た事がぁない、声だけぇだ。」
腹「その声だけが稽古してくれるのか?」
ダ「ああ、思い出しただけでぇも怖いぃ、地面
の四方からぁ竹槍が飛びだしてぇ来るんだ
ぁ。」
パ「竹林全体がお館様なのだ。」
三「そんな事があるのか?お館様とは竹の根の事な
のか。」
ダ「そうかぁも知らん、だが違うかぁも知らん、誰
も知らんのぉよ。」
腹「それではおかしいではないか、根ならばなぜお
館様と呼ばれておる?」
パ「山の奥に竹が生い茂った館がある。」
腹「それで?そこに住んでいるのか?」
パ「わからない、竹だらけ、報告がある時行く。」
三「行けば居るのか?」
ダ「その時はぁよ、中からぁ声がするんよぅ。」
腹「摩訶不思議なお館様とな。」
パ「一番年寄りより古い。」
三「そうなのか、竹は10年〜20年と言うがそれより
古いのか?」
ダ「もちろんだぁ、みんなが生まれるぅまえからぁ
居るぅ。」
パ「みんな、お館様から生まれた。」
三「?」
腹「!」
蔵主(仮)「、、、、。」
終わりに
🅿️なんと蛮部族(バンブー族)とはお館様から生まれたと言う、その正体は分からずもやもやが残ってしまいました。
いつの日かお館様の正体が分かる日がきるのでしょうか。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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