里山をまもれ!竹三日月🌙見参❗️(里山の見回りの巻)
キャスト
竹三日月🌙(蔵主に召喚された竹の精霊)
竹腹(同じく竹の精霊)
蔵主(仮)「、、、、。」
🅿️(ナレーション)
はじめに
🅿️今回はストーリーとは別で竹三日月🌙と竹腹の二柱は里山のパトロールに出かけました、そこで見たさまざまな事柄は心が痛い出来事でした。
それでは、早速本題に入りましょう。
里山をまもれ!竹三日月❗️
三「竹腹、今日はなんだ?散歩か。」
腹「なんだまだ全部記憶が戻った訳ではないの
か。」
三「む、そうだなだいぶ思い出したんだがな。」
腹「しかし、竹三日月🌙お前小さくなってない
か?」
三「そう言えば竹腹、お前も小さいぞ。」
腹「あ、ちょんまげも刀も無い!」
三「俺の竹薙の剣もない。」
腹「どうやら蔵主のアホが写真撮るつもりも無しで
山に草刈りに来て、急に思い立って慌てて簡単
な細い竹を切ったみたいだな。」
蔵主(仮)「、、、、。」
腹「どうやら図星のようだ。」
三「しかしこうして見れば子供の頃にかえったよう
だな。」
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三「竹腹〜、まてまて、あははは。」
腹「どうした追いつかないか、あははは。」
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腹「何をやらすんじゃ!」
三「あははは、すまないこの体軽いんだ、楽しくて
な。」
腹「今日はこんな事をしたかった訳ではない。」
三「そうだった何をしに来たのだ?」
腹「今日は里山の見回りに来たのだ、時々お前とこ
たのだ。」
三「そうか、お!これはなんの跡だ。」
腹「これは!大型獣が来春生える予定の竹の子の芽
を匂いで見つけてほじくり返した跡だ。」
三「大型獣?とな。」
腹「そうだ、蔵主がイノシシと言う投げ文をよこし
た。」
蔵主(仮)「、、、、。」
三「イノシシというのか、恐ろしい力を持っている
ようだな。」
腹「幸いにも、バンブー族にも属さない獣だ。」
三「む、これはなんだ?」
腹「これか、これはお前も蔵主の家で飲んだ事があ
るコーヒーと言う汁を、持ち歩くための鉄の筒
だ。」
三「何故、その筒がここにあるのだ?」
腹「心ない人が、飲んだ後ポイッと捨てるのだ。」
三「なんだゴミか、人の山にひどい事をする。」
腹「まだある、これを見ろ。」
三「何をする箱だ?」
腹「また蔵主から投げ文だ、ラジカセと言い音が出
る箱だそうだ。」
三「音がでるからくり箱か。」
腹「こっちは大物だ!」
三「燃えるような赤色だな。」
腹「これは知っている、蔵主の家にもあったぞ、な
んでも火を消す水が入っている消化器と言う物
だ。」
三「これぐらいの水で火が消えるのか、桶と変わら
ないぞ?」
腹「中に火が消える薬が混ぜてある、それを圧力で
噴射するのだ。」
三「薬?ここに捨てて害はないのか?」
腹「人に害は無さそうなのだが自然に帰りにくいら
しい、しかも中身によるがガスと言う圧力の高
い錆びると爆発する可能性がある物を使ってい
る事もあるそうだ。」
三「危ないではないか!」
腹「そうだ、だから古くなって始末に困り捨てたの
だろう。」
三「酷い話しだな、里山を何だと思っているのだろ
うか、怒りが沸いて来る。」
腹「すべて防ぐ事は難しいが、こうやって我々が見
回りをするのだ。」
三「誰かいると捨てにくくなろう。」
腹「だといいがな、竹三日月🌙蔵主がゴミを拾った
ら帰ろう、そろそろ日が暮れる。」
蔵主(仮)「、、、、。」
三「ああ、また来よう心ない人が来ない様に。」
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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