里山を守れ！竹三日月🌙見参❗️(蛮部族の秘密の先、の巻)
キャスト
竹三日月🌙(蔵主に召喚された竹の精霊)
竹腹(同じく竹の精霊)
パイヤー(蛮部族:バンブー族:の戦士)
ダーマン(同じく蛮部族の斥候)
ルビー(蛮部族の追手)
蔵主(仮)「、、、、。」
🅿️(ナレーション)
はじめに
🅿️蛮部族とお館さまとは親子なのでしょうか、蛮部族みんながお館さまから生まれたとはどう言う事なのか、さらに秘密に迫ってみましょう。
蛮部族の秘密の先
腹「パイヤー、蛮部族がお館さまから生まれたのな
らダーマンとお前も兄弟になるのではないか？」
パ「うーん？パイヤーとダーマンは兄弟じゃな
い、根っこが違う！」
三「根っこ？」
パ「パイヤー難しい事説明出来ない、だけどダーマ
ンとパイヤーは根っこが違う。」
腹「パイヤーに聞いたのが間違いだったな。」
三「ダーマン疲れておらぬか、話しを聞かせてく
れ。」
ダ「なんじゃ、なにが聞きたいんのか？」
腹「根っこが違うとはどういう事なんだ。」
ダ「聞いた通りだぁ、根っこの先はお館からでてい
るぅんだぁ、それがぁ何百、何ぜぇんもあるぅん
だ。」
腹「その一本、一本が違うと言いたいのか？」
ダ「そうだぁ、根っこが同じだと似ているぅん
だ、おれとルビーはぁ似ているぅんだろ。」
腹「そう言われてみると似ているかな？」
ダ「パイヤーとは似てぇもにつかないぃんだぁ。」
三「確かにダーマンとパイヤーは似てないな。」
パ「パイヤーは兄弟がいない、パイヤーひとり。」
ダ「パイヤーの根っこはぁイノシシと呼ばれる大型
獣に掘り起こされてしまったぁ。」
腹「それでどうなる？」
ダ「ちょうどぅ、弟か妹がぁ生える時だったぁ
よ。」
パ「イノシシに根っこごと食いちぎられた。」
三「それでもう兄弟は生まれないと言う事か。」
パ「パイヤー、一人っ子。」
腹「ちょっと違うような？」
三「パイヤーはかわいそうな事があったんだな。」
パ「パイヤー、涙でいっパイヤー。」
腹「それ悲しんでるか？」
パ「兄弟いないから良くわからない、言ってみたか
っただけ。」
三「そうか、いなければ分かりようがないか。」
腹「パイヤーいつかイノシシに一泡吹かせてやろう
な。」
パ「何、シャボン玉？」
腹「まあよい。」
三「ところでダーマンおぬしはこれからどうす
る、行くあてはあるのか？」
ダ「いんやこれゃなんじゃ、それがぁのう蛮部族の
隠れ家が使えん事にぃなったぁ。」
三「帰るあてがないとな、ふむ、おーい蔵主、一柱
増えるが構わぬだろう。」
蔵主(仮)「、、、、。」
三「ダーマン喜べ蔵主の家に住まわしてもらえ。」
ダ「あらまたもうぅ、ええんかいぃ？」
三「返事をしないのだから良いのだろう。」
ダ「そうかいぃ、それはぁすまぬうぅ。」
腹「なんだか楽しそうだな。」
ダ「パイヤーはなぁ、友達だあぁ。」
三「そうか、蛮部族に帰れなくなった二柱、仲が良
いのか。」
パ「パイヤー、ダーマン友達！」
三「よかったな、パイヤー、ダーマン。」
ダ「こりゃまたなんじゃ、ありがとぅぅ。」
パ「ダーマン一緒！」
蔵主(仮)「、、、。」
終わりに
🅿️何のイタズラか敵のはずのダーマンまで一緒に暮らす事になりました。
お館様の事はまだまだ謎が多いのですが、ひとまず今回はこの辺でおしまい。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
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