衣笠茸2(また生えた)
みなさんこんばんは、田舎人の paseriです。
前回家の近くの淡竹(ハチク)から衣笠茸が生えた話しを書いたのですが。
その時の写真がこちら
これは自分が見た中でもとてもキレイな方で、だいたい見つけた時は虫に食われてボロボロなんです。
というのも先端の茶色の所はグレバと呼ばれる胞子を含む臭い液体(なんとも言えない腐った土?の様な臭い)がたっぷり付いていて、これが虫を呼ぶそうです。(菌をばらまくために)
上の写真ぐらいですとだいたい幼菌(大きなタコ焼き見たいな外観)のからを破って伸びてから半日ぐらいですかね。(今までの見つけた衣笠茸の時間経過による崩壊状態から個人的推測)
今日見つけた衣笠茸は生えてから3日ぐらいでしょかね。
それがこちら
食われてますねー。
よく見える様に抜いてみました。
下の茶紫色?の皮が裂けているのが分かりますか。
これが元々この中にすべて収納されていたとはビックリですよね。
そうですこれが幼菌のなれのはてなのです。
二十年くらい前、衣笠茸が生えたので見に行くと足元になんとも言えないまずそうなタコ焼きが!
「なんだこれ?」(どこかで聞いた様な)
幼菌を初めて見た瞬間でした。
「これはひよっとして衣笠茸のたまご、、、」
指を伸ばして触るとブヨブヨしてて「じぇじぇ。」
(古い)
つまむと軽い抵抗があり、ぽんっと取れました。
「えっ、取れちゃった!」
ビックリしながらよく見ると根っこのような細っそい(針ぐらいで硬い)物が切れてます。
これで枯れた竹から栄養をとってたんですね。
とった後しょうがないので鉢に土を入れて真ん中に幼菌を入れ、毎朝、晩、霧吹きで水分補給してたら、
4日目ぐらいの朝裂けて伸び、傘をひらいてました。
これちょっとキレイで(ちょっと臭い)感動物でした。
幼菌をよく見てください
土がついてて根っこがはっきり写ってないですね。
素人仕事です。m(_ _)m
次に折ってみます、すると。
なんという事でしょう。
あらビックリ穴があいてますよ。
そうですこれは[ちくわ]状態なんです。
だから小さな幼菌の中に
縮こまっていられたんでしょね。
スポンジのような質感ですよ。
うまい棒のしっとりした感じです。
ああ、また生えてくれてありがとう、と思いながら家の方に帰りかけると、、、
「おおっ!ちっちゃい。」
危うく踏んでしまう所でした。
衣笠茸を見に行く時は凄く気を使います。
雑草の中に白い菌糸がひろがっているのを見ると、何処かに幼菌があるかもしれない。
踏んだら終わり、この子は[キノコの女王]と呼ばれているのです。
そんな大事な物を踏んで台無しにしてしまうなんて、もったいない。(食べるのか?)
衣笠茸が生えるたびに辺りを探すのですがなかなか幼菌を見つける事が出来ません。
見つけたらタイムラプスをやって、傘が開くのを撮りたいな、なんて思いつつも次にご期待下さい。
男の手芸ランキング
にほんブログ村